旅とライフハック

世界一周前の予防接種。黄熱ワクチンは早めに予約を!

どうも、JIZOです。

すでに世界一周に出発してしまっています(笑)

世界一周の前にワクチン接種をいろいろしてきたので紹介します。

一応医師ではあるので必要かどうかやスケジュールについて簡単に書いてみたいと思います。

詳しく書くと読む気がなくなると思うので、出来るだけアッサリ書きますね!

僕が摂取したワクチン一覧

僕が接種したワクチンは以下の5つです。

・狂犬病

・黄熱

・破傷風

・腸チフス

・A型肝炎

更に言うと僕は医療関係者なので以下も職場で抗体チェック済みです。

・麻疹風疹

・ムンプス

・B型肝炎

全ての旅行者にオススメしたいワクチン

以下の3つは必ず打つことを個人的には勧めます。

というのも以下の3つは発症したら死ぬ可能性がそれなりにあるからです。
後悔してもしきれない予防接種は打つべきかなと。

・狂犬病

・黄熱

・破傷風

もちろん打てるものは全部打っておくのを勧めます。

しかしそう言っても現実にはなーんにも打たない旅行者も多く、そういう状況で理想論を振りかざしても虚しく空振りするので、ちょっと極論で攻めてみます。

心穏やかに旅行するには、防げるリスクは防いでおくのがよいですよね。

狂犬病について

狂犬病は発症したら治療法は無く、致命率ほぼ100%の恐ろしい病気です。
犬以外にも多くの肉食動物から感染するリスクのある狂犬病ウイルス。

日本では撲滅されていますが、日本人では2006年にフィリピンで犬に噛まれて日本に帰国後発症→亡くなった方がいるようです。

狂犬病自体はアジア・アフリカでいまだに広く認められており、世界中でまだまだ年間数万人の命を奪っていると推計されています。

海外で動物に噛まれたらとりあえず真っ先にきれいに洗って、早めに病院を受診してください。

合計3回を約1ヶ月間のうちに打ちます。
相場は1回1万円ちょっとで、3回打てば4万円くらいになります。

黄熱について

黄熱は蚊が媒介する出血熱ですが、そもそも流行地域にはイエローカードと呼ばれる予防接種済みの証明書が無いと入国できないところがあります。

僕のイエローカードです

蚊が媒介するウイルスでアフリカと南米に多く発生し、集団発生することもあります。

毎年約20万人が発症し3万人が死亡します。

ということで入国制限かけられる可能性があるし、何より1回の接種で生涯有効なのでこれを機に接種しておくことをおすすめします。

以下のサイトに黄熱の予防接種が出来る施設が書いてあります。

実はこの黄熱が一番接種するのに手続きが面倒なんです。

大病院か東京・大阪など大都市の検疫所でしか接種出来ず、予約待ちや曜日指定などがあり、なかなか希望した日時に打てません(汗)

僕も出発2ヶ月くらい前に申込ましたが、全然予約がいっぱいで取れず、ギリギリになってしまいました。

大学病院などでは一度受診して、その後接種のために受診という合計2回の通院が必要なところが多く、僕はテレコムセンターの近くにある東京検疫所で受けました。ここなら1回の訪問で済みます。

しかも抗体が定着するまで時間がかかるため、打ってすぐには黄熱流行地域に入国出来ません。

予算は1万円。

みなさんスケジュールには余裕をもって申し込みましょう!

破傷風について

破傷風は怪我したときに土などにいる破傷風菌によって発症します。

世界で年間約6万人が死亡します。日本でも年間約十人が死亡。

怪我する恐怖に怯えならが旅するのは嫌ですよね

予算は1回5000円。3回打つので合計1万5000円ほど。

予防接種スケジュールについて

これはトラベルクリニックで相談したら上手いこと組んでくれるのでここでは割愛します。僕は近所の東京ビジネスクリニックで接種しました。

夜間や土日も空いているので良かったです。

 

ついでにマラリア流行地域に行くためマラリア予防薬を買っていきました。

要点まとめ

最低限狂犬病、狂犬病、破傷風の予防接種は受けよう。

黄熱は直前の予約では間に合わないことがあるので時間に余裕をもって3ヶ月前には行動しよう。

 

ABOUT ME
JIZO
健康で文化的な人生を求めて、医者を辞めて世界一周へ。